今の曲は、スタジオの空間も感じられないほど音を最大限隙間なく入れてますが、ほとんどがMacbook
Proなどでシンセ音源を使い、ただ単に隙間埋めをしているだけなのに対して、それ以前の人の手で奏でられた生音をアーティストがこだわりにこだわって多重録音(オーバーダビング)して作った楽曲たちは、圧倒的存在感で聴くものの心を捉えて放しません。
中でもこだわりすぎて、ほとんど病的なまでの執念で多重録音(オーバーダビング)を繰り返した楽曲は、聴くものにもその執念世界が感染し中毒のように惹きつけられてしまいます。
そんな偏執狂的な多重録音(オーバーダビング)のすごい名曲たちをいくつか紹介します。
● Bohemian Rhapsody - Queen
オペラ・パートなど180回の多重録音(オーバーダビング)した、一聴すればわかる幾層にも重なる圧倒的コーラスと劇的展開の名曲です
オペラ・パートなど180回の多重録音(オーバーダビング)した、一聴すればわかる幾層にも重なる圧倒的コーラスと劇的展開の名曲です
● Good Vibrations - The Beach Boys
2秒から5秒の同じパートを30回多重録音(オーバーダビング)、さらに12のバイオリンやオーボエ、ビブラフォンなど90時間以上のレコーディング・テープを使う偏執狂的作品でありながら普通のポップソングとして聴ける名曲です
● I'm Not in Love - 10cc
3人の声を16トラックで48人分のコーラスにし、さらに音階ごとに繰り返し624人分に多重録音(オーバーダビング)した、偏執狂的でありながら美しい名曲です
● The Dreaming - Kate Bush
アルバム全体では72トラックを使い、ヴォーカル、コーラスに36トラックを使うなど2000回といわれる多重録音(オーバーダビング)で作られた、魔界の狂気すら感じる名曲です

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